今回は《計画編》の中の『建築会社選び』、『計画』、『契約』についてご紹介させていただきます。
各種失敗しないためのポイントと忘れがちな、でも大事な注意点を項目ごとに紹介できればな、と思います。
建築会社選びで失敗しないためのポイント
会社選びは時間と労力がかかりますので、要点を抑えていただき、お客様にあった建築会社をなるべく効率的に探してください。
もし見つけれなかったところにいい会社があってもしょうがないと諦めてください。その会社の努力が足りなかったと思ってください。
お客様に合った建築会社には必ず出会えます!!
『安城市で注文住宅を建てるなら!工務店選びの3つのポイント』
ポイント①【地域密着型ならではのメリット】がある。
地域密着型のメリットは、実はすごいたくさんあります!その中の大項目5つを紹介します。
まず、「地元事情に詳しいので、その地域にあった建物を計画できます。」
たとえば、
私が沖縄の住宅を作るとなった時、インターネットや資料で手に入る情報以上と
実際に現地に行って、肌に触れたのものしかできません。
現地の人ならこういう間取りにする、こういう工夫をする、といったことは想像すらしにくいことがあります。
なので、『地域密着』はその土地の、丁度いい建物を作れる工務店だということです。
2つ目、「地元トークで打ち解けやすい」
最近の傾向で、お客様が重要視される項目で「人柄」が挙げられます。
工務店は少数精鋭で担当がコロコロ変わることもなく、方言や訛り、イントネーションも親しみやすく、
バリバリの営業トークをされるのが苦手な方は、マイホーム建築をいい思い出にできるかもしれません。
3つ目に、「フットワークが軽いです。」
基本的に、緊急事態やアフターメンテナンスが容易な片道1時間圏内を商圏にしている『密着型の工務店』
弊社も安城市に拠点を置いていますので、西三河地域を商圏といております。
ただ、依頼があれば、県内ぐらいは対応しています。
県外は、私以上に職人さんが対応しづらいので、県外の仲間を紹介させていただきます。
4つ目に、「『地域密着』だからこそ、悪いこと・変なことはやりません。」
『地域密着』だからこそ、悪いことをすると地元で仕事ができなくなります。
紹介やクチコミの仕事が多いからこそ、地元で信用がなくなったらそのうち潰れます。
また、地元工務店ということは、施工業者さん(職人さん)もよっぽど地元の方です。
会社を興して、お客様がついている以上、悪いことをして、会社をつぶして、お客様に迷惑を掛けられないので、悪いことはできません。
5つ目に、「広告費がかからないので安価です。」
大手ハウスメーカーと違い、CMは流せません。頻繁に折り込みチラシを作ることも難しく、
広告費にお金を掛けない、紹介やクチコミの仕事が多いので、広告費がかからない分
住宅に純粋にかかるお金が安価になります。
ポイント②【家づくりのこだわりを共有できるか】です。
価値観が建築会社とお客様で合うかどうか、建築会社がすり合わせられるかどうかはすごい重要です。
ひとそれぞれ育ってきた環境が違うので、家に対する価値観が一緒の人は少ないです。
なので、建築会社がどれだけキャパシティを、引出しを持っていてお客様にすり寄れるか。
また、建築会社やそこで働く従業員、現場で働く職人さんがどういうスタンスで住宅を創り上げているのか。
私たちエヌスタイルズは、北欧のライフスタイルにあこがれて、「ライフスタイル」に共感できるお客様と住宅を創り上げていきたいと思っていますが、
他にも「ローコスト」、「高気密・高断熱などの性能」、「デザイン」、etc…
お客様のこだわりを理解できる建築会社はきっとあります!
ポイント③【実績や評判を確認する】ことです。
弊社のホームページにたどり着いた時点でわざわざ言わなくても…ですね。
実績や評判を建築会社側が発信した情報だと、ホームページの(施工事例)、(お客様の声)、各種SNS
実績や評判をお客様目線で確認するには、クチコミくらいですかね。
ただ、弊社のように
クチコミが少なくても
施工事例が少なくても
各種SNSの情報が少なくても
情報発信が苦手でも
いい会社はあって、お客様の紹介で仕事がある会社もあります。
この項目は、すごく大事なので、時間をかけて建築会社を探してください!
『建築会社選びの5つの注意点』
注意点①【見積もりの内訳を細かく確認する】
内訳明細書が「一式」ばかりではありませんか?
「一式」という言葉が悪ではないですが、建築会社がちゃんと内容を把握できているか、説明ができるか確認が必要です。
また、2社以上に相見積もりを依頼するときに同じ条件で見積もりを依頼できない、どういう見積もりになってるかわからなくて比較にならないとかいう問題も出てきます。
見積内容にダブりはないですか?
故意にダブらせている会社はないと思いますが、建築会社の見積もりは20社程度の業者さんからの見積もりをまとめています。
中には1社で完結しなくて、2社以上で仕上げる項目があります。そんな時に見積もりがダブることがあります。
(例えば、透湿防水シートは建材屋さんが納品するのかor外壁屋さんが納品するのか、シートの施工は大工or外壁屋)
注意点②【完成保証・瑕疵担保責任の内容を確認する】
完成保証とは、お客様の住宅が完成するまでの保証のことです。
建築会社は、仕事とお金の動きの浮き沈みが大きく、どんな会社も倒産する可能性が少なからずあります。
弊社は、ハウス・デポ・ジャパンという会社の「ハートシステム」を利用しています。
弊社がいつどんな時に倒産しても、追加金額もなく、工事の延滞もあまりなく、お客様と協力業者さんを守るシステムになっています。
瑕疵担保責任は、建築会社がどの種類の瑕疵担保保険に加盟しているかで保証内容は変わりますが、工事の最低限の内容も保証内容もあまり変わりません。
注意点③【アフターサービス体制を確認する】
住宅は作って終わりではないので、アフターサービスの内容は確認して下さい。
どこまで、どの期間まで無料の内容か?誰がアフターケアをしてくれるのか?
アフターケアを第3者に依頼する会社もありますが、お客様がどう思われますか?
第3者ですと、客観的な目線でチェックに伺います。建築会社の都合のいいように言いくるめられることはなくなると思います。
ただ、建築会社とのコミュニケーションは薄まっていくような気がします。
注意点④【担当者との相性←大事】
一生に一回のことだと思います。計画段階からいい思い出になると良いですね!
ハウスメーカーで住宅を建てた親戚の話では、営業さんも現場の方もころころ変わるそうです。
なんとなく想像はできますが、担当者がだれかわからない状態で言いたいことがすべて伝えられますか?
たらいまわしにされたり、訪問してきた担当が、見当違いで出直しってことになったらお客様の労力はいかがなものでしょう?
注意点⑤【複数の会社を比較検討する】
比較検討は大事だと思います。
ただ、「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、建築業界はこれが顕著です。
内容も難しく、建築中ずっとついて見るわけにもいかないと思いますので、お客様の判断も難しいと思います。
なので、値段だけでは決めずに、見積書の内訳明細や、担当者の人間性や、さまざまな方向性からみて建築会社を選んでください。
計画で失敗しないためのポイント
今の状況だけで予算や土地を計画するのではなく、将来のことを見据えて計画をしてください。
設備には、修理費やランニングコストもかかります。
土地選びもライフスタイルに合わせたり、考えられる範囲での将来性も考えて選んでください。
『資金計画で失敗しないために3つのポイント』
ポイント①【予算を明確にする】
まずは、ローン計画です。無理のない返済計画と将来設計を考えた予算計画をしてください。
ファイナンシャルプランナーに相談してみるのもいいと思います。
住宅を建てる場所によっても土地の金額が全然違いますので、住宅に掛けれる金額も変わります。
どちらに重点を置くかもよく考えてください。
ポイント②【ローンの種類と金利を比較する】
銀行によってローンの金利や条件が異なります。
各銀行のローンプラザに出向いて、相談して、将来設計に合う銀行を見つけてください。
ポイント③【諸費用も忘れずに計算する】
住宅建築は建築費用だけではありません。
滅失登記費用、農地転用費用、既設建物の解体費用、土地の造成費用、確認申請の費用、登記費用
地盤調査の結果によっては地盤改良工事費用
カーテン工事、エアコン工事、家具、家電
など、建築工事に含まれていないものが何があるかの確認はしてください。
『土地選びで失敗しないための2つのポイント』
ポイント①【安城市の土地の特徴を理解する】
安城市にすでに住んでる方は言うまでもないかと思いますが、安城市で住宅を建てようと思うと、絶対に車が必要です!
ということは、安城市内で土地を探すなら安価な土地で選んでいいと思います。
安城市の住みにくい場所は聞いたことないです。
ただ、田んぼが多いのは事実で、なかなか田んぼを住宅地にはできないので、土地探しは大変だと思います。
ポイント②【周辺環境や利便性を確認する】
前項で安価な土地で選んでいいと言いました。
ただ、交通機関を利用して通学・通勤・買い物に行かれる場合は、安い土地交通機関はにはありません。
安城市は都会ではないので、周辺の状況はよく確認してください。
不動産屋さんや地元の建築会社は土地勘があるので相談してみてください。
契約で失敗しないためのポイント
『契約前に確認すべき5つのこと』
ポイント①【契約内容を細かく確認する】
例えば、建築中の建物の肖像権が建築会社にあったりします。なので、建築中の建物をSNSにあげる場合確認が必要かもしれません。
契約書の内容は細かく説明はされるでしょうが、しっかり理解したうえでサインをしてください。
ポイント②【追加費用の発生条件を確認する】
建築会社によって設計の回数、仕様の変更などさまざまな条件で、標準仕様とオプションが分けられています。
ハウスメーカーほど線引きが明確でわかりやすいですが、オプション商材は高額だと聞きます。
地元工務店は線引きがあいまいで分かりにくいですが、オプションは安価で融通が利きやすいと思います。
ポイント③【工期や引き渡し時期を確認する】
引き渡しの時期がお客様の予定にはまっているかどうか確認してください。
早く作るのがいいとは限りませんが、仕事や学校などの時期に間に合わないのでは元も子もないので。
ハウスメーカーによっては1ヶ月くらいで建築工事が完了するところもあれば、
弊社のように木造在来軸組構法ですと4~6ヶ月くらいかけて作るとところもあります。
ポイント4【解約条件を確認する】
契約したあとだと、解約するのに違約金が発生してしまう場合が多いと思いますので、契約前に解約条件を確認しておいてください。
解約するケースはよっぽど建築会社に不備や、施工不良だと思いますが、
担当者との不仲とか、お客様が原因の場合は違約金を支払うことになると思います。
ポイント⑤【第三者機関による検査の有無を確認する】
瑕疵担保保険のほかに、
様々な第三者機関が工事の着工から完成までを客観的な視点で検査をする「10回検査」というサービスがあります。
お客様の「安心」につながるサービスで、検査報告書も提出されます。
また、会社内の担当者による施工のバラツキをなくしたり、管理者の教育にも使われます。
『契約後のトラブルを防ぐための3つの注意点』
注意点①【定期的な現場確認を行う】
建築中に1回も工事現場に来られないお客様がいらっしゃいますが、できれば現場に行ってください。
設計者の意図が正確に担当営業に伝わり、正確にお客様に伝わるかわからないからで。
実物をみたことのないお客様との認識のズレは必ずあるからです。
また、平面図に図と寸法だけしか書いてない場合、担当営業すら詳細をわからずに説明していることもあります。
なので、建築中に工事現場に行って、直接担当さんに、職人さんに相談してみてください。
注意点②【変更・追加工事の内容と費用】
住宅は、建築中に内容を変更することはよくあります。変更した際にその都度、見積もりを提出してもらっていますか?
工務店規模ですと、割と融通が利くので可能な範囲で、安価に変更が通り、金額も差額分程度を請求、減額されると思います。
また、その内容もすぐに現場に反映されると思います。
注意点③【疑問点はすぐに担当者に確認する】
設計図を見て、現場に行ってみて、少しでも疑問に思ったら、すぐに相談してください。
工務店で建築している場合、4か月以上かけて工事をしますが、
工事は3週間以上前に手配をしていることが多いので、
内容によっては工事がストップしたり、順番を変えないと対応できないことがあります。
工期が短い物件では少しのことでもしわ寄せが特に「仕上工事」に影響してきます。
仕上工事が雑な住宅ほど、補修やクレームが多くなる可能性があります。
今回は《計画編》での失敗しないためのポイントと注意点をご紹介させていただきました。
説明不足な点と、私の知識不足な点が多々ありますが、これから住宅を考えるお客様にとって少しでも参考になればと思います。
弊社N-Stylesは、
お客様に「選んでよかった!」と言ってもらえるように
勉強を重ねてお客様にわかりやすくお伝えできるように
すこしでもわかりやすい『見積書』の作成を
資金計画・土地探しをいいアドバイスができるように
契約でお客様に不快感を持たれないように
日々レベルアップしています!
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一生に一度しかない夢のマイホーム建築を楽しみましょう!!
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